大文字山から超高層ビル「あべのハルカス」の部分開業を祝う

本日、2013年(平成25年)6月13日、いよいよ、大阪の超高層ビル「あべのハルカス」が部分的に開業する日を迎えました。
とは申し上げても、執筆時間の関係から、本記事を公開するのは日付が変わった直後となりそうですが……。

私のTwitter上での発言や、大文字山の山上で交わしたお話がきっかけとなり、遠く離れた京都の山から「あべのハルカス」を見つめ続けることとなりました。
知る人は少ないでしょうが、当初は「阿部野橋ターミナルビル タワー館」を仮称としていたハルカスさん。

これが2011年(平成23年)9月のお話ですから、あれから1年と9ヶ月近くが過ぎたのですね。
なんだか感無量です。

京都 大文字山の火床からハルカス遠望

開業の日を迎えた「あべのハルカス」を大文字山の火床から望む

部分開業の日を迎えた「あべのハルカス」を大文字山の火床(京都市左京区)から望む。
撮影地点から日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.5km。

6月に京都市からハルカスさんを明瞭に遠望できる日は珍しいですが、まるで開業を祝うかのように、大文字山から「見晴るかす」ことができました。
より遠方に所在する紀泉アルプスの山々はうっすらとした見え方にすぎませんが、過去に何度も何度も撮影していることもあり、とくにこだわりはありません。

京都 大文字山の山頂からハルカス遠望

開業の日を迎えた「あべのハルカス」を大文字山の山頂(三角点)から望む

部分開業の日を迎えた「あべのハルカス」を大文字山の山頂(三角点)から望む。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.6km。

火床はいわゆる「五山送り火」(京都五山の送り火)を点す「大」の字の場所で、山頂は三角点465.4m(点名「鹿ケ谷」)が設置されている場所です。
両地点は約130m~の標高差があり、ハルカスさんの見え方や八幡の鳩ヶ峰(男山)との位置関係が異なります。

おめでとうございます!

大文字山(地理院 標準地図)

クリック(タップ)で「大文字山」周辺の地図を表示

「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」
標高465.2m(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都市左京区(山体は山科区に跨る)

お知らせ
本記事における三角点の標高値は、国土地理院により2025年(令和7年)4月1日に実施された「令和7年度 全国の標高成果の改定」(「測地成果2024」に改定)に対応しています。

ABOUTこの記事をかいた人

Maro@きょうのまなざし

京都市出身、京都市在住。山で寝転がりながら本を読むか妄想に耽る日々。風景、遠望、夕日、夜景などの写真を交えつつ、大文字山など近畿周辺(関西周辺)の山からの山岳展望・山座同定の話、ハイキングや夜間登山の話、山野草や花、野鳥の話、京都の桜や桃の話、歴史や文化、地理や地図、地誌や郷土史、神社仏閣の話などを語っています。リンク自由。山行記録はごく一部だけ公開!