CATEGORY 大文字山

京都府京都市左京区に所在する大文字山、如意ヶ岳(如意ヶ嶽)周辺山域の話。
大文字山(三角点465.3m)、如意ヶ岳(標高点472m)から成る双耳峰で、それぞれ標高は低いものの、その山域は広く、山科区や滋賀県大津市に跨ります。
大文字山の一部山域は「京都一周トレイル東山コース」に組み込まれており、現在は三井寺さん側から古道「如意越」の整備が進められています。
昭和期には「如意ヶ嶽アルプス」なるコースも存在しましたが、今となっては知る方も少なく。
左京区寄りの前峰・支峰として丸山、千古山、半鐘山、中尾山、子熊山、月待山(慈照寺山、銀閣寺山)、善気山(法然院山)、椿ヶ峰、若王子山、独秀峰(南禅寺山)など。
山科区寄りの支峰として安祥寺山(経塚山)、大日山、鏡山(神山、聖山、御陵山)、諸羽山(柳山)、陰山など。
大津市寄りの支峰として灰山(五別所山)、皇子山(皇子山CCの山)、長等山三角点(別所)、千石岩、長等山、皇子山古墳など。
小関越以南の山、たとえば相場山(逢坂山)などは別のタグを付けています。

大文字山は古くは浄土寺山とも呼ばれており、いわゆる「五山送り火」の「大文字」の山としても知られます。
山の西中腹には「大」の字跡が描かれており、毎年、8月16日には火床にて送り火が点され、晩夏の京都を彩ります。

時間が足りないこともあり、山行記録として残しているのは、ごく一部だけです。
あしからず!