大晦日ハイク 吹雪く大文字山から2012年最後の夕日を望む

2012年(平成24年)12月31日、大晦日は大文字山の登り納め。
「行者の森」で準備を終えた時点で今日は人が多そうだと判断し、「トラックの森」を経て千人塚に至るコースを選びました。

火床の温度計は14時45分で約1.5℃。弘法大師堂にお参りします。
愛宕山は雲に隠れて見えません。大阪の超高層ビル「あべのハルカス」はうっすら程度の見え方。

続いて山頂(三角点)へ。
山頂の温度計は15時30分と16時に確認しましたが、いずれも約0℃。

京都盆地から大文字山に向けて舞い上がってきた雪が降って、いや、登ってきます。
舞い上がる雪、これは山の稜線に沿って上る煙と同様の現象でしょうか。
なかなか美しいものがありましたが、いかんせん手が冷たく。

吹雪く大文字山から京都タワーを望む 京都市左京区 2012年12月31日
吹雪く大文字山から京都タワーを望む。
やや分かりにくいですが、わりと激しく雪が降っています。

2012年の大晦日、大文字山から本年最後の「あべのハルカス」を遠望する
大文字山から2012年最後の「あべのハルカス」を遠望する。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.6km。
和泉飯盛山(大阪府泉南郡岬町)まで98.7km。

「あべのハルカス」の右後方、雲山峰の見え方が今ひとつでしたが、撮り納めということで。
そうそう、先日、12月27日に紀泉アルプスの山々を縦走しましたが、その際、美しい風景、面白い写真を撮影できました。
整理している時間的な余裕がないため、そちらの山行記録は年が明けてから。

大文字山から2012年最後の夕日を望む 西山に落ちるティアドロップ
大文字山から2012年最後の夕日を望む。
左下に京都タワー、夕日の右下のピークはポンポン山。

橙色に染まる夕景、そして、ティアドロップな美しい夕日が私を見送ります。
2012年、最後の太陽さん。またね。

それでは皆さま、よいお年を。

大文字山(地理院 標準地図)

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「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」
標高465.4m(→465.3m)(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都府京都市左京区(山体は山科区に跨る)

ABOUTこの記事をかいた人

Maro@きょうのまなざし

京都市出身、京都市在住。山で寝転がりながら本を読むか妄想に耽る日々。風景、遠望、夕日、夜景などの写真を交えつつ、大文字山など近畿周辺(関西周辺)の山からの山岳展望・山座同定の話、ハイキングや夜間登山の話、山野草や花、野鳥の話、京都の桜や桃の話、歴史や文化、地理や地図、地誌や郷土史、神社仏閣の話などを語っています。リンク自由。山行記録はごく一部だけ公開!