2013年(平成25年)11月30日の話。
この日は夕方から大文字山をトワイライトハイキング。
大文字山「うぐいす峠」東側の展望地から紅葉する比叡山を望む。
11月の上旬から中旬頃にかけては山の中腹より上が色付いていた比叡山ですが、末日のこの日ともなると、瓜生山のふもとに至るまで柞の色付きを感じられます。
澄んでいるとは言い難い薄い空の色ですが、夕日はどうでしょうか。
大文字山の山頂(三角点)へと向かいます。
うぐいす峠のことをご存知の方も減ってきたようですが、そちらは上の記事で……。
大文字山(京都市左京区)からポンポン山の向こうに沈む夕日を望む。
撮影地点からポンポン山(京都市西京区、大阪府高槻市)まで19.6km。
なんとか日没に間に合いました。
稜線の向こうに沈む夕日を見たのは久々な気がしますが、霞んだ印象を受ける空の色であることに変わりありません。
生駒山は見えていましたが、その向こうに和泉山脈を望むことができるほどではなく、大阪の「あべのハルカス」は肉眼でうっすら見えるか見えないかといったところ。
これではカウントダウンの撮影は厳しいかなとも思いましたが……、
大文字山の山頂(三角点)から「あべのハルカス」全面開業カウントダウン「97」を遠望する。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.6km。
やや強引な手段を用いて、なんとか撮影できましたが、ライトアップされた数字をかろうじて判別できるという程度にすぎません。
やはり、意識せずとも明瞭に見えていた「99」の夜が異常だったということでしょう。
この「97」は「あべのハルカス」のグランドオープンまでの残り日数を示す数字です。
詳しくは上の稲荷山荒神峰の記事に。
悪天候の影響もあり、京都から「100」を望むことはできなかったものの、「99」から「97」まで京都市内に所在する山の上から撮影できました。
その後、夕方から夜にかけて自由になる時間が少なく、「96」以降は撮影していませんが、機会があれば他の山の上からも撮影できればと思います。
あとは、とくに条件が良かったカウントダウン「99」の日に、大阪府下の山の上から「あべのハルカス」を撮影した写真の整理が残されています。
いずれそちらも。
すでに真っ暗となった山中を駆け下ります。
落ち葉踏み、トワイライトハイク、ナイトハイクを楽しむことができました。
後日、条件がより良い夜にカウントダウンの数字を撮影した写真は上の記事に。
大文字山(地理院 標準地図)
「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」標高465.4m(→465.3m)(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都府京都市左京区(山体は山科区に跨る)
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