京都市や大津市の音羽山から北アルプスの乗鞍岳まで見える?

すでに4ヶ月以上前となりましたが、今年、2015年(平成27年)2月の話。
この日は滋賀県大津市と京都市山科区の府県境に所在する音羽山をAさんとハイキング。
大津市の鶴の里・池の内公園から関電巡視路を登り、見晴らしが良い送電鉄塔(鉄塔番号「膳所支線 一八番」)の展望地から、広く琵琶湖や近江盆地を一望しました。

音羽山の登山口 大津市 鶴の里・池の里 池の内公園 2015年2月

音羽山 鶴の里・池の内公園から琵琶湖展望ハイキング 大津

2015.06.26

展望地の話は前回の記事に。

音羽山 鶴の里・池の里コース 関電巡視路の展望地

地形図ではこのあたりで 、標高では約330~335m地点に所在する展望地からは、白山(加賀白山)や伊吹山地、鈴鹿山脈も明瞭に見えており、どちらかと言えば遠くまで見えやすい好条件の日だったと言えるでしょう。
この日の気象条件であれば音羽山から白山が見えるであろうことは事前に予測できましたが、私の目当ては別にあり……。

鈴鹿山脈や近江富士、近江大橋を一望

音羽山 鶴の里・池の里コース 展望地から鈴鹿山脈、近江富士、近江大橋を一望
音羽山の鶴の里・池の里コース、送電鉄塔の展望地から鈴鹿山脈、近江富士、近江大橋を一望する。

主な山距離標高山頂所在地備考
鈴ヶ岳53.4km1130m滋賀県東近江市
滋賀県犬上郡多賀町
御池岳
(御池岳 丸山)
54.2km1247m滋賀県東近江市鈴鹿山脈最高峰
天狗岩
(藤原岳 天狗岩)
56.2km1171m滋賀県東近江市
三重県いなべ市
藤原岳56.6km1140m滋賀県東近江市
三重県いなべ市
標高の値は
10mDEMによる
日本コバ45.1km934.2m滋賀県東近江市
竜ヶ岳54.7km1099.3m三重県いなべ市
(滋賀県東近江市)
割山
(ミズキノ)
50.5km928m滋賀県東近江市標高の値は
10mDEMによる
黒尾山最高点47.0km971m滋賀県東近江市
銚子ヶ口48.0km1076.8m滋賀県東近江市
大峠ノ頭
(深谷山)
47.5km1087m滋賀県東近江市
イブネ47.9km1160m滋賀県東近江市
雨乞岳47.3km1237.7m滋賀県東近江市
滋賀県甲賀市
綿向山43.4km1110m滋賀県甲賀市
滋賀県蒲生郡日野町
鎌ヶ岳50.6km1161m三重県三重郡菰野町
滋賀県甲賀市
宮越山
(水沢岳)
50.1km1029.3m三重県四日市市
滋賀県甲賀市
三上山17.0km432m滋賀県野洲市近江富士
菩提寺山
(竜王山)(桜山)
17.4km353.2m滋賀県湖南市
滋賀県野洲市
甲西富士

木々に遮られるため、音羽山の山頂からは東向きの展望が期待できません。
先だっての記事で写真を掲載した金勝アルプスや湖南アルプス同様、鈴鹿山脈も山頂まで登ってしまうと明確には見えなくなるため、送電鉄塔の展望地から撮影しておきます。

もっとも、「鈴鹿を一望」とは申し上げても、北端付近の霊仙山は見切れています。
これは次の話……、今回の本題の話へと繋げるため、故意に見切った構図で撮影したものです。
近江大橋の後方には矢橋帰帆島に架かる帰帆南橋やイオンモール草津さんなどが写っています。
琵琶湖の対岸、「近江富士」三上山との間にJR草津駅周辺が、その右にはJR南草津駅周辺が見えており、いずれもビルやマンションの姿が目立ちます。
30年前や50年前の景色とも比較してみたいものです。

後の話を読んだ後で、再度、上の写真を見てみると、竜ヶ岳と割山(ミズキノ)の「隙間」の向こうに遠くの山が見えるのではないかとお考えになるかもしれません。
この方角には伊勢湾を越えて名古屋市が所在し、さらに遠くには南アルプスの山々が連なりますが、音羽山から望むことはできません。

草津ウィンターフェスティバル 昼の打ち上げ花火と近江富士、琵琶湖を音羽山から遠望 2016年2月

草津ウィンターフェスティバル 冬花火を遠望 昼花火は関西初?

2016.02.16

余談ながら、近江富士やJR草津駅方面を向けば、上の記事に掲載している写真のような、面白い構図の写真も撮影できます。

残雪の鎌ヶ岳や鎌尾根を遠望

音羽山 鶴の里・池の里コースから残雪の鎌ヶ岳、鎌尾根を遠望する 2015年2月
音羽山の鶴の里・池の里コースから残雪の鎌ヶ岳、鎌尾根を遠望する。

過去に何度も撮影していますが、如意ヶ岳(大文字山)や音羽山から望む鎌尾根の姿は美しく。
鈴鹿山脈で2番目に高い山でもある雨乞岳の陰となるため、如意ヶ岳や音羽山からは御在所岳(御在所山)が見えません。

視点を御池岳から左へ。

伊吹山や霊仙山を望む

音羽山 鶴の里・池の里コース 琵琶湖展望地から伊吹山、霊仙山を望む 2015年2月
音羽山の鶴の里・池の里コースから伊吹山、霊仙山、琵琶湖を望む。

主な山距離標高山頂所在地備考
伊吹山68.4km1377.3m滋賀県米原市滋賀県最高峰
大禿山72.3km1083m岐阜県揖斐郡揖斐川町
滋賀県米原市
国見岳72.7km1126m岐阜県揖斐郡揖斐川町
滋賀県米原市
虎子山72.5km1183.2m岐阜県揖斐郡揖斐川町
(滋賀県米原市)
阿弥陀岳
(阿弥陀ヶ峰)
58.2km876m滋賀県米原市
霊仙山56.8km1094m滋賀県犬上郡多賀町
ソノド
(霧ヶ峰)
58.7km925.8m岐阜県大垣市
津田山
(奥島山)
27.3km424.5m滋賀県近江八幡市現地道標では「姨綺耶山」
繖山
(観音寺山)
32.0km432.6m滋賀県東近江市
滋賀県近江八幡市
最高点は約440m

今回の音羽山登山の核心とも言える構図です。
この日は伊吹山や湖北方面に対する遠望の条件、大気の状態がきわめてよく、前回、掲載した白山を撮影した写真もそうですが、間の平野部が妙にクリアかつシャープに見える写真となりました。
鈴鹿方面を撮影した写真がわずかに揺らいで見えるのとは異なります。

上の写真で伊吹山と霊仙山の「隙間」に注目してください。
この「隙間」、標高が下がった地点の遠方に、実は、北アルプス(飛騨山脈)の乗鞍岳が遠望できます。
「京滋府県境の、しかも標高350mに満たない低所から北アなんて見えるわけがない」、そう思われるのも無理はありません。
たとえば、御嶽山などが見える比叡山、あるいは恵那山などが見える愛宕山であっても、さすがに北アルプスに属する山まで望むことはできません。
なのに、比叡山や愛宕山といった、京都盆地の外縁を代表する高峰から見えない乗鞍岳が、それより標高が低い音羽山の中腹から見えるなんて……、にわかには信じがたい話でしょう。

音羽山から北アルプスが見える?

大津市 音羽山(送電鉄塔「膳所支線 一八番」)から北アルプス乗鞍岳に対する見通し
出典「基盤地図情報(数値標高モデル)10mメッシュ」(国土地理院)

音羽山でも大津市側にあたる琵琶湖展望地(送電鉄塔「膳所支線 一八番」)から北アルプス乗鞍岳に対する見通し。
「見える」「見えない」を機械的に判定すれば、「見えます」。
音羽山から乗鞍岳が見えることじたいは昔から気付いており、いつかは撮影したいものだと機会を窺っていましたが、この日の伊吹山や霊仙山の見え方、それに白山の見え方……、ついにその機会が訪れたようです。

霊仙山や安土山を遠望

音羽山 鶴の里・池の里コースから霊仙山、安土山、繖山を遠望する 2015年2月
音羽山の鶴の里・池の里コースから霊仙山、安土山、繖山を望む。

霊仙山の右手前には繖山(観音寺山)、その左に重なるように安土山……、六角や織田ゆかりの山々ですね。
手前の安土や近江八幡、守山の街並みも恐ろしいまでにクリアな見え方です。
上の写真の構図の左が、伊吹山の南端部と鈴鹿山脈の北西端部の合い間となります。

伊吹南端や鈴鹿北西端方面の展望予想図と実景

音羽山(送電鉄塔「膳所支線 一八番」)から伊吹南端、鈴鹿北端方面の展望図
音羽山(送電鉄塔 鉄塔番号「膳所支線 一八番」)から伊吹南端、鈴鹿北西端方面の展望図。

音羽山 鶴の里・池の里コース 琵琶湖展望地から伊吹南端、鈴鹿北西端を遠望
音羽山の鶴の里・池の里コース、送電鉄塔の展望地から伊吹南端部、鈴鹿北西端部を遠望する。

主な山距離標高山頂所在地備考
川戸山68.9km905.5m岐阜県揖斐郡揖斐川町
(滋賀県米原市)
点名「藤川」
池田山77.5km923.7m岐阜県揖斐郡揖斐川町
岐阜県揖斐郡池田町
八葉山54.0km601m滋賀県米原市
滋賀県彦根市
向山
(武奈山)
52.7km659.9m滋賀県米原市
男鬼山52.6km683m滋賀県彦根市
鶴翼山
(八幡山)
26.1km271.7m滋賀県近江八幡市最高点は約280m

池田山と八葉山の「隙間」の遥か遠方、ぼんやりとした白い山影が写っていることがお分かりでしょうか。
きわめてピンポイントですが、それが乗鞍岳です。

カシバードによる展望図と比較して、鶴翼山(八幡山)だけ指し示している地点が異なる、と思われるかもしれません。
展望図では鶴翼山(八幡山)の三角点(北の丸跡)を、写真では最高点(本丸跡)を示しているためです。
よくよく目を凝らして写真を眺めていただければお分かりいただけると思いますが、本丸跡に建つ「村雲御所」瑞龍寺門跡さんも写っています。

川戸山は伊吹山の南尾根、「播隆上人修行屋敷跡」の石碑が建つピークの南の三角点905.5m峰。
如意ヶ岳の展望地から向山(武奈山)の向こうに御嶽山(木曽御嶽)が見えることもあり、男鬼山やイワスなど、鈴鹿山脈北西端部の山域には親しみを感じています。

…上の写真だけでは乗鞍岳だと分からない?

乗鞍岳の展望予想図と実景

音羽山(送電鉄塔「膳所支線 一八番」)から北アルプス乗鞍岳方面の展望図
音羽山(送電鉄塔 鉄塔番号「膳所支線 一八番」)から北アルプス乗鞍岳方面の展望図。
これは標準的な気差の設定で計算していますが、冬の冷たい空気の日は、遠く離れた高峰が少し浮き上がって見えます。

追記。
上の図は、国土地理院が提供するベクトルデータ「基盤地図情報(数値標高モデル)10mメッシュ」(DEM10B)を元に作成しましたが、その後、乗鞍岳周辺も「基盤地図情報(数値標高モデル)5mメッシュ」(DEM5A)の対象となりました。
DEM10Bでは大日岳周辺の最高標高は約3010mでしたが、現状、より精度が高いと考えられるDEM5Bでは約3014mとなり、DEM5Bを基準とすると、上の図より約4mほど高くなります。
DEM10Bの標高精度は5m以内、DEM5Aの標高精度0.3m以内。

音羽山 鶴の里・池の里コース 琵琶湖展望地から北アルプス乗鞍岳を遠望 2015年2月
音羽山の鶴の里・池の里コース、送電鉄塔(鉄塔番号「膳所支線 一八番」)の琵琶湖展望地から北アルプス乗鞍岳を遠望する。

主な山距離標高山頂所在地備考
剣ヶ峰196.8km3025.7m岐阜県高山市
(長野県松本市)
乗鞍岳最高峰
大日岳
(奥の院)
196.6km3014m岐阜県高山市標高の値は
5mDEMによる

あまり変わらない気もしますが、これなら少しは「白い山影」が分かりやすいでしょうか。
残念ながら、私のカメラとレンズ程度では、このあたりが限界です。
音羽山から乗鞍岳が見えるとは申し上げても、剣ヶ峰と大日岳の山頂部がわずかに覗くのみ。
それでも、滋賀県の南西端寄りの低所、かつ、遠望において有利とは言えない方角を向いて乗鞍岳の山影を撮影できたことに満足します。

余談ながら、近年は「低低遠望」というお遊びに凝っていて、「標高500m未満の山から、海を越えず、どれだけ遠く離れた山まで遠望できるか」といったことを調べています。
その話を聞いた友人は、それなら「低みの見物」が語呂が良いのでは、と申していました。
このお遊びにおいては「海を越えない」ということが肝要で、海を越えて良ければ距離を伸ばすのは容易です。
視点を高く上げてもよいのであれば、極論を言えば、宇宙や空中から望めばよいわけですので、低所からピンポイントに見通せる場所のほうが限定されます。

撮影地点と乗鞍岳の間、日本電気硝子さんの能登川事業場の煙突が写っています。
日本電気硝子さんの保養所(硝友クラブ)の上の山から能登川の事業所が見えるなんて、日本電気硝子の方も考えてもいらっしゃらないでしょう。
また、この能登川事業場は、大津を舞台としたテレビアニメーション『中二病でも恋がしたい!』のエンディングアニメーションの背景舞台ではないかと言われています。
実のところ、この記事を書くまで、そのこと(事業場がアニメに出てくること)を知らなかったのですが、多くの点と点が私の視線で結ばれる結果となりました。

なお、北アルプスでも乗鞍岳より北に所在する山々は伊吹山に遮られる、中央アルプス以南の山々は霊仙山に遮られるため、(山頂を含め、)音羽山から望むことはできません。
あくまでも乗鞍岳(の山頂域)のみ見えます。
この撮影地点はアプローチも容易で、とくに大津にお住まいの方であれば訪れやすいでしょう。
もし、この記事を読んで興味が湧かれた方や、私が適当なことを言ってるのではないかとお疑いになられた方は、本当に乗鞍岳が見えるかどうか、空気が澄んだ冬の日にでも双眼鏡などでご確認ください。

遠景を眺め続けてきた経験から、以下の見解を述べておきます。

  • 伊吹山や霊仙山がかろうじて見えている程度の日に乗鞍岳を望むことはほぼできません
  • 乗鞍岳に積雪していない季節の日中に望むことはほぼできません

雲と区別するため、「白い影は大きく動いていないか」「剣ヶ峰と大日岳、2つのピークが見えるか」に注視しましょう。

京都市から乗鞍岳が見える?

京都市 音羽山 山頂(三角点)から北アルプス乗鞍岳に対する見通し
音羽山でも京都市側にあたる山頂(三角点)から北アルプス乗鞍岳に対する見通し。

計算上、音羽山の山頂(三角点)から乗鞍岳が見えます。
音羽山の山頂と見なせる地点は滋賀県大津市からわずかに外れ、全域が京都市山科区に所在します。
もし、音羽山の山頂から乗鞍岳が見えれば、「京都盆地の外縁、かつ、全域が京都市にあたる地点から乗鞍岳が見える」貴重な地点となります。
しかしながら、現状、眼前の木立に遮られるため、伊吹山はかろうじて見えるものの、霊仙山が見えず、山頂から乗鞍岳を望むことはできません。
展望のために木々を払って欲しいとは思いませんが、将来的には京都市から北アルプスを遠望する日が訪れるかもしれません。
この条件を満たすのは他に西千頭岳(千頭岳三角点峰)などがありますが、やはり伊吹山方面の展望は期待できません。

音羽山の山頂の北北東0.85km地点、東海自然歩道のコース上にも琵琶湖方面の展望地があります。
この地点から乗鞍岳が見えますが、惜しいことに、ぎりぎり大津市側にあたります(追記しておきますと、音羽山の山頂の東側も同様です)。
また、この展望地周辺のコース上は冬場になると地面が泥濘で沈みやすく、三脚を立てて写真を撮影するには適していません。
同様に、音羽山の山頂の南、牛尾観音さん(牛尾山)の上のパノラマ台からも伊吹山や霊仙山が見えるため、この地点から乗鞍岳まで見える可能性があります。
山頂付近やパノラマ台からであれば、今回の記事の撮影地点と異なり、高さの面ではかなり余裕が生じます。
計算上では千頭岳(東千頭岳)からも乗鞍岳が見えますが、現状、千頭岳の山頂は展望が期待できません。
音羽山と異なり、計算上、千頭岳の山頂からは御嶽山の山頂域も望むことができます。

私が見落としているだけで、より良い適地がある可能性もあります。
興味がある方は音羽山と千頭岳の周辺から伊吹山と霊仙山が見える地点を探してみてください。
あまり離れてしまう、たとえば東海道を越えて逢坂山まで北上してしまったり、醍醐山地でも大平山まで南下してしまうと、乗鞍岳が見える範囲(可視エリア)から外れてしまいます。

整理の都合で記事を分けます。

加賀白山と「くさつ夢風車」を音羽山から遠望 鶴の里・池の里コース 展望地 滋賀県大津市 2015年2月

音羽山から白山を琵琶湖越しに遠望 / 比叡山ホテルの話

2015.07.08

続きは上の記事に。

関連記事 大津市・京都市 音羽山から展望ハイク

すべて同日の山行記録です。併せてご覧ください。

音羽山(地理院 標準地図)

クリック(タップ)で「音羽山」周辺の地図を表示
「音羽山(オトワヤマ)(おとわやま)」
標高593.1m(593.2mから改定)(三等三角点「小山」)
京都府京都市山科区、滋賀県大津市

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ABOUTこの記事をかいた人

Maro@きょうのまなざし

京都市出身、京都市在住。山で寝転がりながら本を読むか妄想に耽る日々。風景、遠望、夕日、夜景などの写真を交えつつ、大文字山など近畿周辺(関西周辺)の山からの山岳展望・山座同定の話、ハイキングや夜間登山の話、山野草や花、野鳥の話、京都の桜や桃の話、歴史や文化、地理や地図、地誌や郷土史、神社仏閣の話などを語っています。リンク自由。山行記録はごく一部だけ公開!