本日、2013年(平成25年)6月13日、いよいよ、大阪の超高層ビル「あべのハルカス」が部分的に開業する日を迎えました。
とは申し上げても、本記事を公開するのは日付が変わった直後になりそうですが……(笑
私のTwitter上での発言や、大文字山の山上で交わしたお話がきっかけとなり、遠く離れた京都の山から「あべのハルカス」を見つめ続けることとなりました。
知る人は少ないでしょうが、当初は「阿部野橋ターミナルビル タワー館」を仮称としていたハルカスさん。
高さ300mを超える「日本で一番高いビル(予定)」阿部野橋ターミナルビルのタワー館が完成すれば、大文字山からもその姿が目立って見えるだろうというお話をさせていただきました。
— Maro (@marolovekyoto) September 25, 2011
そのときも申し上げたのですが、火床から見た場合、男山(鳩ヶ峰)山頂の向こうに見えることになります。なんとなくの印象として、ビル群寄りに見えると思われているようですが、実際にはかなり左寄りとなります。約50km先となります。
— Maro (@marolovekyoto) September 25, 2011
これが2011年9月のお話ですから、あれから1年と9ヶ月近くが過ぎたのですね。
なんだか感無量です。
京都 大文字山の火床からハルカス遠望
部分開業の日を迎えた「あべのハルカス」を大文字山の火床(京都市左京区)から望む。
撮影地点から日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.5km。
6月に京都市からハルカスさんを明瞭に遠望できる日は珍しいですが、まるで開業を祝うかのように、大文字山から「見晴るかす」ことができました。
より遠方に所在する紀泉アルプスの山々はうっすらとした見え方にすぎませんが、過去に何度も何度も撮影していることもあり、とくにこだわりはありません。
京都 大文字山の山頂からハルカス遠望
部分開業の日を迎えた「あべのハルカス」を大文字山の山頂(三角点)から望む。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.6km。
火床はいわゆる「五山送り火」(京都五山の送り火)を点す「大」の字の場所で、山頂は三角点465.4m(点名「鹿ケ谷」)が設置されている場所です。
両地点は約130m~の標高差があり、ハルカスさんの見え方や八幡の鳩ヶ峰(男山)との位置関係が異なります。
おめでとうございます!
大文字山(地理院 標準地図)
「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」
標高465.4m(→465.3m)(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都府京都市左京区(山体は山科区に跨る)
最近のコメント