2016年(平成28年)1月、大阪府箕面市の「彩都トンネル」が開通しました。
それに伴い国文都市4号線の西端区間が供用開始されたため、彩都トンネルの探訪も兼ねて、開発が進む彩都西部地区を見学がてらにウォーキング。
茨木市の大阪モノレール彩都西駅を起点とし、やまぶき大通り、国文都市4号線を歩きました。
彩都トンネルについては前回の記事に。
今回はその続き、補足のようなものです。
目次
国文都市4号線周辺の現在と過去
茨木市・箕面市 やまぶき大橋
箕面市と茨木市の市境に所在する「やまぶき大橋」。彩都西部地区。川合裏川。
写真の右奥に上流の「そよかぜ橋」が写っており、その左側が「彩都なないろ公園」の高台ですが、分かりにくいです。
「やまぶき大橋」の手前が茨木市に、橋を渡った先が箕面市にあたり、橋が架かる川合裏川が市境となっています。
川合裏川が茨木市と箕面市を分けることは今も昔も変わりませんが、国際文化公園都市(彩都)の開発が始まる前は、川合裏川の流れや市境が現在とは異なりました。
国文都市4号線「彩都西駅~やまぶき大橋~彩都トンネル東口」区間GPSログ。
現行の地理院地図(標準タイル)を利用して作製しています。2016年(平成28年)1月17日閲覧。
その後、同年2月の更新で、彩都周辺の地形図が改定・更新されました。
この地図を作製するにあたり、「今昔マップ on the web」タイル を利用しています。
一次ソースは1996年(平成8年)修正、1997年(平成9年)発行の二万五千分一地形図「高槻」。
今から20年前の地形図と比較して、川合裏川(やまぶき大橋が架かる川)の流れや市境が変化したことがお分かりでしょうか。
都市計画により谷や山を削り、河川の流路を変える例は珍しくありませんが、川は行政界となりやすいため、往々にしてこのようなことが起こりえます(いわゆる「境川」)。
話と時間を遡り、この日の起点とした大阪モノレールの彩都西駅から。
国文都市4号線ウォーク
茨木市の大阪モノレール彩都西駅から
やまぶき大通り
「やまぶき大通り」は彩都西部地区における東西のメインストリートですが、この呼称を用いているのは茨木市側だけのようで、やまぶき大橋を渡り、箕面市側に入ると「やまぶき大通り」の道路通称名標識(道路愛称標識)が見当たらなくなります。
茨木市の公式ウェブサイト内「彩都の住居表示について」 で公開される情報を見ると、茨木市側で俗に「やまぶき大通り」と呼ばれる通りは国文都市4号線であることが分かります。
この国文都市4号線は彩都トンネルまで続き、彩都トンネルの向こうで府道4号茨木能勢線と接続します。
川合裏川 やまぶき大橋
川合裏川に架かる「やまぶき大橋」から上流の「そよかぜ橋」を望む。
「やまぶき大橋」から上流(北)を向いて撮影しています。
1つ上流の橋が「そよかぜ橋」で、「そよかぜ橋」を左折(西)すれば「彩都なないろ公園」の入り口。
重なって見えるため分かりにくいですが、「そよかぜ橋」の後方に、さらに上流の「せせらぎ橋」も写っています。
この「せせらぎ橋」の上は眺めの良い好展望地ですが、すぐ下に「彩都なないろ公園」が所在するため、顧みられることはないでしょう。
私が昨年の10月に彩都を訪れた際は、川の右岸(写真では左端)の歩道はクズ(葛)などが伸びて通行しにくい状態でしたが、すっかり払われて歩きやすくなっていました。
彩都西駅から徒歩で「彩都なないろ公園」(の東端)を訪れる場合、この歩道を遡るのが最短経路です。
「やまぶき大橋」を渡ると箕面市に入ります。
「やまぶき大通り」の道路標識も無くなるため、ここから先は国文都市4号線と表記しておきます。
箕面市側では「市道彩都中央線」と呼ばれるようですが、道路標識等の設置は見当たりません。
さらに国文都市4号線を西へ進むと、計画住宅地の造成が進められていました。
箕面市側の計画住宅地
彩都の西端部にあたる地区です。
このあたりも高台を整備して公園や展望台を設けるようですね。
階段の上に展望広場らしき施設が見えていますが、国文都市4号線からは「立入禁止」でした。
「彩都なないろ公園」と同様、見晴らしの良い場所となるでしょう(→そのものずばり、完成後は「見晴らし公園」と呼ばれるようになりました)。
さらに国文都市4号線を西へ進むと彩都トンネルの東口。
もえぎ橋と彩都トンネル東口
裏川に架かる「もえぎ橋」と彩都トンネル東口。開通直後。
もえぎ橋の所在地は「大阪府箕面市彩都粟生南七丁目」。
彩都トンネルの開通日、ならびに国文都市4号線の延伸区間(彩都地区外区間)の供用開始日は2016年1月12日。
後で知りましたが、その前日にあたる11日にはトンネルの歩行・通行イベントが開催されたそうです。
裏川
いわゆる「彩都」(国際文化公園都市)の西端にあたる「裏川」。
トンネルの東口より先は「彩都」ではありませんが、国文都市4号線の一部ではあります(国文都市4号線の彩都地区外区間)。
彩都トンネル東口~西口~彩都大橋~府道4号茨木能勢線に合流するまでの区間が国文都市4号線の延伸区間です。
彩都トンネルを抜け、西口の粟生間谷へ。
彩都大橋と彩都トンネル西口
勝尾寺川、府道4号茨木能勢線の上に架かる「彩都大橋」と彩都トンネル西口。開通直後。
彩都大橋や彩都トンネルの所在地は「大阪府箕面市大字粟生間谷」。
彩都の地区外にもかかわらず、彩都トンネルの西口にあたる粟生間谷に「彩都大橋」が架かります。
箕面の中心部側から彩都へアクセスする際に渡る橋・抜けるトンネルですから、彩都大橋・彩都トンネルなのでしょう。
彩都大橋から生駒山を遠望
彩都大橋の上から生駒山を遠望する。国文都市4号線の西端部、延伸部。
撮影地点から生駒山(奈良県生駒市、大阪府東大阪市)まで25.1km。
国文都市4号線の現在の終端にあたるヘアピン状のランプ。
合流点や立体交差(高架)の写真は前回の記事に掲載していますが、この先で府道4号茨木能勢線と合流します。
彩都大橋の上は見晴らしが良く、遠くに生駒山が見えていました。
「現在の終端」としたのは理由があり、箕面市の事業計画によると、ヘアピンの先が延伸される予定です。
都市計画道路国文都市4号線 整備事業位置図
https://www.city.minoh.lg.jp/machi/documents/documents/kokubunn4-itizu.pdf(リンク切れ)
私は上の図に見える「整備済区間」から歩いてきたことになります。
彩都トンネルを含む「整備中区間(北工区)」の整備が終わり、このたび供用されました。
今後、「未整備区間(南工区)」の延伸が予定されています。
話が長くなってきたので、ここで記事を分けます。
の記事に続きます。
追記
国文都市4号線の未整備区間(南工区)
2016年4月と7月のニュースによると、国文都市4号線の未整備区間(南工区)を「第2区間」として、整備に向けての準備が始まったとのこと。
関連記事 2016年1月 彩都トンネル開通記念ウォーク
すべて同日の山行記録です。併せてご覧ください。
- 箕面 彩都トンネル開通 彩都西~粟生間谷・勝尾寺
- 茨木・箕面 国文都市4号線 彩都西~やまぶき大橋~彩都大橋
- 彩都の大型クレーン 大観覧車OSAKA WHEELからどこが見える?
彩都西 やまぶき大橋(地理院 標準地図)
「川合裏川 やまぶき大橋」標高約150m
大阪府茨木市、箕面市
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