お茶濁し記事を。
2015年(平成27年)10月下旬、他の方と大文字山を登りました。
秋の大文字山。ススキや笹原が回復しつつある火床からの眺望。
右に愛宕山、左上に西日、眼下に広がる京都の風景。当たり前の光景の大切さ、ありがたさ。
あれからまだ何週間も経ってませんが、今日、真如堂さんのあたりから火床を眺めたら、すでに「大」の字が仄かに紅く。
一歩ずつ冬が近付いています。
他の山野草同様、めっきり株数を減らしてしまいました。
私の身内が申すには、私が幼かった頃の大文字山は、秋になると、それこそリンドウのお花畑が一面に広がっていたそうです。
夕日を浴びてお花を閉じる大文字山のリンドウ。2008年10月撮影。
上の写真のみ、過去に撮影した写真です。
大文字山の山中を歩きまわり、夕暮れ時に戻ってくるとひっそりと閉じているお花。
そんな彼女らと静かに京都の夕景を眺めるのが好きでした。
以上、2015年10月下旬の話。
余談。
10月7日か8日頃だと思いますが、大文字山の山頂に並べられていたベンチ類や山名標、温度計などが撤去されました。
考え方にもよりますので、そのことじたいはともかく、三角点の横に挿されていた「国土地理院 基本測量」の白い標も同時期に失われたことを確認しています。
三角点標石などの測量標を汚損する行為は測量法により禁止されています。
上の記事にも過去に大文字山で撮影したセンブリやリンドウの写真を掲載しています。
大文字山(地理院 標準地図)
「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」標高465.3m(465.4mから改定)(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都府京都市左京区(山体は山科区に跨る)
最近のコメント