今年も京都北山でサルメンエビネ(猿面海老根)が花開く時期に。
見回りと記録がてら、何枚か写真を。
きわめて目立つ場所に咲くサルメンエビネ。今年も盗掘されずに残りました。
近年、訪れる方が増えているため、正直に申し上げて、今年こそ失われるだろうと見ていました。
昨年、お花を付けた2株のうち、1株は開花の少し後に花茎が折れてしまい、今年、どのような影響が出るか心配でしたが、むしろ昨年より元気な様子。
それどころか、今年から3株、お花を咲かせるようになりました。
京都府のサルメンエビネについては、盗掘や食害などで極端に個体数を減らしている群生地もあり、いずれはこの株も失われる可能性がありますが、できれば美しい姿を見せ続けて欲しいものです。
また別の自生地。ひっそり咲くサルメンエビネ。
一昨年までは3株、お花を付けていましたが、昨年から4株、お花を咲かせるようになりました。
今年も順調です。
開花が進むサルメンエビネ(猿面海老根)。
この場所に限らず、当ウェブサイトでは話の種にはできない他の自生地も含め、どうも今年は花数が多い印象を受けます。
2015年5月
京都府
最近のコメント