もう1週間も前となりますが、2013年(平成25年)10月6日の話。
この日は塔体がピンク色にライトアップされる京都タワーを撮影するため、大文字山をトワイライトハイキング。
山中で少し寄り道したため、日没までに登頂できるかどうか微妙な時間に。
「寄り道」の話は前回の記事に。今回はその続きです。
道中、木々の合間から眩しい夕日が見えていましたが、ちょうど、私が山頂(三角点)への登頂を果たす頃に北摂の山の向こうに隠れてしまい、残念ながら、沈む夕日は撮影できず。
もっとも、この日の目当ては特別な色にライトアップされる京都タワーです。
後から登っていらしゃった方々とお話をしながら、点灯されるその時を待ちます。
日没後、点灯前の京都タワー(京都市下京区)です。
京都タワーの左側には東寺さんの五重塔も写っていますが、ライトアップされる前だと場所が分かりにくく。
18時を過ぎ、京都タワー、東寺さんの五重塔、どちらもライトアップされました。
京都タワーの塔体がピンク色に照らされているのは、「ピンクリボン京都2013」 に伴うイベントです。
今年は10月5日、6日の両日に行われました。
先月21日には京都タワーがオレンジ色にライトアップされましたが、ちょうど体調を崩していたこともあり、そちらは撮影できず。
昨年、2012年も同様……、病後のリハビリ中でした。
大文字山の山頂から京都や大阪の夜景、ピンク色の京都タワーを望む。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.6km。
写真の右上に金星が写っています。
この日は遠く紀泉アルプスの稜線を望むことができるような日ではなかったものの、「あべのハルカス」や大阪のビル街は日没後もはっきりと見えていました。
大文字山から「あべのハルカス」が見えることが貴重だと感じる時期は過ぎ、もう、それが見える日も珍しくない時期となりました。
京都の大文字山から大阪のコスモタワー、天保山大観覧車、此花大橋などの夜景を遠望する。
撮影地点から大阪府咲洲庁舎(コスモタワー)(大阪市住之江区)まで55.8km。
コスモタワーや観覧車の上に関西国際空港へ向かう飛行機の光跡(軌跡)が写っていますが、うっすらした写り方にすぎず、上の写真では分かりにくいかもしれません。
此花大橋だけではなく、天保山観覧車の周辺には天保山大橋の主塔も写っていますが、上の写真では分かりにくいでしょうか。
機会があれば、此花大橋や天保山大橋のライトアップも近くから撮影してみたいものです。
大文字山の火床から京都や大阪の夜景、ピンク色の京都タワーを望む。
火床まで下ってきた頃には、山も街もすでに真っ暗となっていました。
この日は日曜日だったこともあり、火床は学生さんらでにぎわっていたため、数枚、写真を撮影するのみにとどめ、さっさと退散することにします。
広角だと、京都タワーがピンク色にライトアップされていることが分かりにくいですね。
関連記事 2013年10月6日 ピンクリボン京都2013
すべて同日の山行記録です。併せてご覧ください。
- 大文字山の最深部 白川御領山の境界標石 南ヶ原の旧地名
- ピンク色の京都タワーを大文字山から望む ピンクリボン2013
大文字山(地理院 標準地図)
「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」標高465.4m(→465.3m)(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都府京都市左京区(山体は山科区に跨る)
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