今日、2013年(平成25年)4月18日の京都市は最高気温26.9℃を記録し、夏日となりました。
桜の様子を見るため、午後遅くに西陣、千本界隈を散歩。
雨宝院さんの「緑の桜」ギョイコウ(御衣黄)。
いよいよ紅い筋が濃くなり、花弁が大きく反り返ってきました。
今年の展開としては、
4月5日 未開花
4月7日 全体としては一分二分咲き
4月9日 全体としては四分五分咲き
4月12日 全体としては八分咲き、初期に開いたお花は紅差しはじめ
4月13日 全体的に満開
4月18日 盛りを過ぎ、花弁が反り返り、紅差し進む
といったところです。
色変わりが進んでおり、あと少しで落花が始まるでしょう。
千本ゑんま堂さん(引接寺)が誇る桜、フゲンゾウ(普賢象)。
見頃は続いていますが、すでに色変わりが進んでいます。
見えにくいですが、フゲンゾウの特徴である2本の葉化雌ずいを。
フゲンゾウは八重咲きのサクラですが、ニソンインフゲンゾウは菊咲きのサクラです。
半開から開花直後にかけて、基部の色が濃くなる時期がとくに美しいと感じますが、すでに開花が進んでおり、残ったつぼみはどうにも遠く、うまく撮影できそうにありません。
上の写真で右下遠方に写っているのが半開状態のお花です。
そうだ。
同じ菊咲きのサクラでも、やや開花が遅い平野神社さんのツクバネであれば……。
整理の都合で記事を2回に分けます。
続きは上の記事で。
後年追記。
いつの間にやら、雨宝院さんのギョイコウは伐採され、その跡(横)に白梅が移植されました。
2024年(令和6年)の春以降、2025年(令和7年)3月以前に失われたのは確かです。
花勢に衰えが見えていましたが、雨宝院さんのギョイコウは京都市内ではとくに古い個体だったので惜しいかぎり。
関連記事 2013年4月18日 サクラの開花状況
すべて同日の記録です。併せてご覧ください。
- 千本ゑんま堂の桜 フゲンゾウ(普賢象) 京都の桜
- 平野神社の桜 イモセ(妹背) ツクバネ 京都の桜
引接寺(千本ゑんま堂)(OpenStreetMap日本)
「雨宝院(西陣聖天宮)」京都府京都市上京区聖天町 付近
「千本ゑんま堂(引接寺)」
京都府京都市上京区閻魔前町 付近
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