秋も一段と深まる2012年(平成24年)11月16日の話。
この日は大文字山をトワイライトハイク、ナイトハイク。
「大」の字の火床からは美しい夕焼けを眺めることができました。
空気が澄んでいたのでしょう、夜景もシャープな見え方をしており、街も明るく感じます。
大文字山 火床からの夕景・夜景
京都西山の稜線を彩る夕焼け
日没後の京都・大文字山。夕焼けが映える京都西山とお月さまを望む。
写真では左奥の遠方が大阪方面。
いわゆる「ブルーアワー」が長く続いており、京都の夕景が美しく。
改めて申し上げるまでもありませんが、大文字山は京都でも屈指の好展望地として知られています。
お月さまの下方にあたる位置にはライトアップされた京都タワーが写っています。
撮影時の等倍では、お月さまの左下に火星がはっきり写っていますが、広角で撮影した写真をリサイズしてしまうと分かりませんね。
大阪方面の遠景・夜景
大文字山の火床から大阪の「あべのハルカス」を遠望する。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで49.5km。
かろうじて写っている程度ですが、写真の中央、八幡市の鳩ヶ峰(男山)の向こうに建設中の超高層ビル「あべのハルカス」が見えています。
大文字山や比叡山から遠望できるハルカスさん、竣工すれば日本で一番高いビルとなる予定です。
ところで、上の写真、右下手前の山の中が明るく照らされていますが、これはどうやらライトアップされた清水寺さんの光を拾っているようです。
現状、大文字山から清水寺さんのお堂や塔、門などは見えません(→後に環境が変化して一部を見通せるようになりました)。
京都の夜景を俯瞰
大文字山の火床から京都の夜景を望む。
遠くには愛宕山、眼下には京都盆地でも北部寄りの地域が見えています。
「大」の字の火床、弘法大師堂の温度計は17時で約10℃。18時で約8℃。
京都大学さんの農学部グラウンドの夜間照明が空へ向けて長い光の線を発しています。
愛宕山の稜線も浮かび上がるように見えていました。
大文字山(地理院 標準地図)
「大文字山(ダイモンジヤマ)(だいもんじやま)」
標高465.4m(→465.3m)(三等三角点「鹿ケ谷」)
京都府京都市左京区(山体は山科区に跨る)
“Mt. Daimonji”
Kyoto-shi, Kyoto-fu, Japan.
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