京都で桜の満開宣言 / 京都タワーがブルーに 2016年4月2日

今日、2016年(平成28年)4月2日の早朝、ソメイヨシノ(染井吉野)の開花状況を確認するため、西陣の本隆寺さんへ。
今春は開花後に気温が低い日が続いた影響もあり、すっかり停滞していましたが、今朝の時点で本堂南東の立派な個体は八分咲き前後まで進んでいました。

京都の桜 本隆寺のソメイヨシノ(染井吉野) 京都市上京区 2016年4月2日の早朝
本隆寺さんの桜(ソメイヨシノ)。2016年4月2日の早朝の時点で八分咲き前後。

今日の京都は気温が上昇し、日中の最高気温は20℃を超えることが予想されるため、午後には満開(八分咲き以上)となりそうです。
例年、この個体が満開となる日に京都地方気象台さんの標本木(二条城の個体)も満開となるため、今日、京都における「さくらの満開」が発表されるものと見ていました。

京都で桜満開、よさこい乱舞 学生ら4千人 : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160402000110 (リンク切れ)

やはり、午後には京都地方気象台さんにより「さくらの満開」が発表に。

京都における桜(ソメイヨシノ)の昨年(2015年)の開花日は3月27日、満開日は4月1日。
今年(2016年)の開花日は昨年より4日早い3月23日でしたが、満開日は昨年より1日遅い4月2日となりました。

京都の桜 西陣・本隆寺 満開の夜桜 2016年4月2日の夜
京都西陣・本隆寺さんで夜桜を観賞。2016年4月2日の夜には満開に。

「さくらの満開」の発表を受けて、同日の夜にも本隆寺さんを再訪しました。
やはり、早朝よりも開花が進み、軽く八分咲き以上で満開と言って差し支えない状態に。
いつ見ても優れた威容を誇る一本立ちの桜です。

京都の桜 西陣・雨宝院の歓喜桜 花芽 2016年4月2日
「西陣聖天宮」雨宝院さんの歓喜桜。花芽。2016年4月2日。
全体としてはまだまだですが、少しずつ蕾が育ってきました。

雨宝院さんが誇る観音桜や歓喜桜は、例年、京都におけるソメイヨシノの満開日から1~3日遅れて開花する傾向にありますが、今年はどうでしょうか。
朝の時点で境内のヤエベニシダレ(八重紅枝垂)はちらほら咲き程度でした。

私の記録によると、近年の雨宝院さんの「観音桜」の開花確認日は、

2010年 4月5日
2011年 4月11日
2012年 4月12日
2013年 4月1日
2014年 4月3日
2015年 4月2日

となっています。
あくまでも個人的な調査によるものです。
歓喜桜の若い個体ではなく、観音堂の前に立つ、とくに立派な観音桜の開花確認日です。

追記。
4月3日のお昼頃に確認してみたら、わずか1日で観音桜の蕾が大きく膨らんでいました。

京都の桜 西陣・雨宝院の観音桜 蕾ふくらむ 2016年4月3日
西陣・雨宝院さんの観音桜。蕾ふくらみ開花直前に。2016年4月3日。

この様子でしたら、明日(4日)か、遅くとも5日には開花するでしょう。
単弁と半八重が混在する儚くも美しい桜、今年も開花する日が待ち遠しいです。
4月4日に観音桜の開花を確認しました!

京都の桜 西陣・雨宝院 歓喜桜 京都市上京区 2016年4月4日

西陣 雨宝院の観音桜、歓喜桜 開花確認 京都の桜 2016年

2016.04.04

詳しくは上の記事をどうぞ。

話は大きく変わりますが、今晩(4月2日の夜)は京都タワーがブルーにライトアップされました。
できれば別の山を登りたかったのですが、時間の都合で船岡山から撮影を。

世界自閉症デーin京都 ブルーにライトアップされた京都タワーを船岡山から遠望 2016年4月2日
「世界自閉症デーin京都」に合わせブルーにライトアップされた京都タワーを遠望する。
撮影地点である京都市北区の船岡山から京都市下京区の京都タワーまで5.9km。

金土日曜日であれば伏見桃山城のライトアップを合わせて撮影できるため、この構図も悪くありません。
京都タワーの塔体が青く照らされているのは、「世界自閉症デーin京都」の啓発活動に賛同したものです。
明るさが均等ではないため、撮影時、塔体の中央部に「ムラ」のようなものが生じてしまうLEDライトアップもすっかりお馴染みとなりました。

建勲神社さんや船岡山の桜も見頃でしたが、すでに真っ暗だったため撮影していません。
また別の日に……。

船岡山(OpenStreetMap日本)

クリック(タップ)で「船岡山」周辺の地図を表示
「船岡山(フナオカヤマ)(ふなおかやま)」
標高111.6m(三等三角点「船岡山」)
京都府京都市北区

「本隆寺」
京都府京都市上京区紋屋町 付近

「雨宝院(西陣聖天宮)」
京都府京都市上京区聖天町 付近

Facebookでもコメントできます。

3 件のコメント

  • 船岡山から京都タワー方向の写真の伏見桃山城の左に見える明るい二つの三角屋根は何の施設でしょうか。
    方向的には太陽が丘公園かと思うのですが。

    • こんばんは。
      おっしゃっている2つの三角、過去に船岡山から撮影した写真で調べてみました。
      伏見桃山城が点灯しない平日の夜でも明るいものの、21時過ぎに撮影した写真では見当たらないため、おそらく21時に消灯するものと推測できます。
      太陽が丘公園のナイター施設が21時までですので、やはり、おっしゃるように太陽が丘公園で間違いない……とは思いましたが、気になったので、先ほど、桃山御陵から眺めてきました。
      とくに明るい陸上競技場のナイター照明……、これは2015年に完成した新しい照明ですが、その陸上競技場の右(南西)に見える三角の屋根2つが18時28分頃? に明るく点灯し、船岡山から見える三角の屋根と同じ形であることを確認しました。
      京都府立山城総合運動公園の公園マップと照らし合わせるかぎり、公園センター(レストラン)の屋根ではないかと思われますが、断定はできません。
      太陽が丘でも陸上競技場のトラックより南西の施設であることは確かです。ご参考までに。

  • 桃山御陵まで行ってくださりありがとうございます。
    なんとなく宗教施設の神殿のようにも見えますが、やはり太陽が丘の施設の屋根でしたか。
    桃山御陵から撮影した記事も楽しみにしています。

  • コメントする

    コメント本文の入力のみ必須。お名前(HN)とメールアドレス、ウェブサイトの入力は任意。
    管理人の承認後、お名前(HN)と本文のみ公開されますが、メールアドレスは管理人にのみ伝わり、他者に公開されることはありません。
    入力した本文の内容を確認後、よろしければ「コメントを送信」ボタンを押してください。
    当コメントフォームはGoogle reCAPTCHA により保護されており、訪問者が人かロボットかを識別しています。
    Google reCAPTCHA の動作に必須なため、ブラウザの設定でJavaScript を有効化してください。

    このサイトは reCAPTCHA で保護されており、Google の プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    
    Loading Facebook Comments ...

    ABOUTこの記事をかいた人

    Maro@きょうのまなざし

    京都市出身、京都市在住。山で寝転がりながら本を読むか妄想に耽る日々。風景、遠望、夕日、夜景などの写真を交えつつ、大文字山など近畿周辺(関西周辺)の山からの山岳展望・山座同定の話、ハイキングや夜間登山の話、山野草や花、野鳥の話、京都の桜や桃の話、歴史や文化、地理や地図、地誌や郷土史、神社仏閣の話などを語っています。リンク自由。山行記録はごく一部だけ公開!