昨日は桜雨の中の満開宣言(ソメイヨシノの満開を発表)となりましたが、明けて今日(4月2日)の京都市は快晴の空。
午前中に外せない用事が入っていたため、サクラの様子を見に朝から西陣界隈へ。
本隆寺さんの本堂とソメイヨシノ(染井吉野)。
九分咲き以上で満開。
本堂南東のとくに大きな樹です。
本隆寺さんのソメイヨシノは立派な個体が多く、それぞれ見応えがあります。
桜並木には山の連なりのような美しさがありますが、一本立ちの巨木からは独立峰のような威容を感じます。
本隆寺さんの祖師堂とソメイヨシノ。
全体的に満開で今が盛り。
先ほどの写真に写る樹とは別の個体です。
昨日は小雨降る中での撮影となりましたが、やはり、サクラの写真は青空の下が映えますね。
前回の記事(満開宣言の記事)でも申し上げましたが、昨日(4月1日)の時点で雨宝院さんの観音桜は開花間近となっていました。
今朝、開門後に訪れてみたら、無事に開花しており、ひと安心。
これで、近年の雨宝院さんにおける「観音桜」の開花確認日は、
2010年 4月5日
2011年 4月11日
2012年 4月12日
2013年 4月1日
2014年 4月3日
2015年 4月2日
となりました。
あくまでも個人的な調査によるものです。
昨年、今年と、2年続けてソメイヨシノの満開宣言の翌日に開花しましたが、それより前の年は満開宣言の2~3日後に開花していました。
これはソメイヨシノが開花する時期の気温、天候に左右されるところが大きいようですが、今後も継続して観察してみないと分かりません。
今年はもちろん、来年以降も見守り続けたいと思います。
今朝の時点で八重紅枝垂はせいぜい二分~三分咲き程度。
開花後の展開は遅めです。
2015年4月2日
追記。
同日、15時過ぎに雨宝院さんを再訪しました。
朝の時点ではちらほら咲きだった「歓喜桜」は20~25輪ほど開花。
今日の高い気温と暖かい日差しが展開を速めたのでしょう。
さらに追記。
4月4日の土曜日、15時過ぎに雨宝院さんを訪れました。
観音桜、歓喜桜は全体としては三分~五分咲き程度ですが、枝によっては見頃。
八重紅枝垂は五分咲き以上で遠目には見頃。ギョイコウ(御衣黄)は未開花。
建勲神社さんなど、西陣界隈のソメイヨシノは風吹くたびに散りが進んでいます。
連日の追記。
4月5日の日曜日、閉門直前に雨上がりの雨宝院さんへ。
激しい降雨による影響が心配されましたが、思いのほか影響は少なく。
少々、花びらを散らした程度です。
観音桜、歓喜桜は全体としては五分咲き以上ですが、低い枝に限れば八分咲き以上。
八重紅枝垂は八分咲き以上で満開。ギョイコウ(御衣黄)は未開花。
お寺さんを後にする頃には、またぽつぽつと小雨が。
4月5日の写真は上の記事に。
追記。
4月7日の火曜日、夕暮れ時に雨宝院さんへ。
寒気により気温が下がった影響か、観音桜、歓喜桜の開花は停滞気味。
近くで数えると七分~八分咲きといったところですが、遠目には見頃です。
明日、明後日にも全体的に八分咲き以上で満開となるでしょう。
八重紅枝垂は強い風が吹くたびに花びらを散らしていますが、まだ見頃が続いています。
ショウゲツ(松月)、緑色のサクラであるギョイコウ(御衣黄)も開花。
連日の追記。
4月8日、「お花まつり」の日の夕方、雨宝院さんへ。
観音桜、歓喜桜の開花は全体的に満開で今が盛り。
ギョイコウやショウゲツも少しずつ開花が進んでいます。
4月8日の写真は上の記事に。
本隆寺(OpenStreetMap日本)
「本隆寺」京都府京都市上京区紋屋町 付近
「雨宝院(西陣聖天宮)」
京都府京都市上京区聖天町 付近
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