2014年(平成26年)4月11日、今日は朝から西陣の雨宝院さん(西陣聖天宮)へ。
花冷えの影響で「観音桜」、「歓喜桜」は少し停滞していましたが、9日あたりから一気に開花が進み、今が盛りです。
品種としては半八重咲きのサクラであるアリアケ(御室有明)。
半八重特有の儚さがいかにも私好みです。
雨宝院さんのショウゲツ(松月)は開花が進んでいます。
ショウゲツは色変わりするタイプのサクラで、濃い紅色のつぼみと、開花したお花を同時に楽しむことができる今の時期がお勧めです。
ギョイコウ(御衣黄)も開花しました。
緑色のサクラであるギョイコウ、枝が払われたため、中望遠を兼ねたレンズでないと、境内からお花を撮影することが難しくなりました。
上の3枚は、今日(11日)、撮影した写真ですが、9日に撮影した写真も1枚だけ。
9日の夕方に撮影した写真ですが、この日あたりが一番色濃く美しい時期でした。
今朝の時点で盛りは過ぎているように感じましたが、まだまだ見頃は続いています。
2014年4月9日、11日
追記。
4月15日の朝に確認。
観音桜、歓喜桜は散り進む。花びらの絨毯。
ギョイコウ(御衣黄)は全体的に満開で見頃。色変わりはまだ。
シャクナゲは開花が進み、おおむね見頃。
さらに追記。
4月18日の朝に確認。
雨後の雨宝院さん。
観音桜、歓喜桜はさらに散り進む。
ギョイコウ(御衣黄)は色変わりが進み、紅が差して綺麗。
後年追記。
雨宝院さんのギョイコウは枯れてしまい、2024年(令和6年)頃に伐採されました。
流転は必定とはいえ、雨宝院さんのギョイコウは京都市内ではとくに古い個体だったので惜しいかぎり。
切り株の跡(横)にウメが移植され、春には白梅のお花が咲きます。
雨宝院(OpenStreetMap日本)
「雨宝院(西陣聖天宮)」
京都府京都市上京区聖天町 付近
最寄りのバス停留所は「今出川浄福寺」から北に0.3km。徒歩4分~。
あるいは「千本上立売」から東に0.4km。徒歩5分~。
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