2013年(平成25年)11月12日の話。
紫色にライトアップされた京都タワーを撮影するため、この日は大阪府枚方市の国見山と交野市の交野山(こうのさん、こうのざん)をハイキング。
生駒山地でも北部にあたる山域です。
コウヤボウキ(高野箒)のお花。
近くにはエビヅル(ブドウ)の実が数多く成っていました。
国見山には今年(2013年)も何度か訪れており、そのうち、1月と2月の話は山行記録として残しています。
とくに記録として残していませんが、私は次の日もサンドイッチ山や交野山を登っています。
…あれから半年以上が過ぎました。
その後、台風などの影響により、国見山周辺も大きな被害を受けたと聞いています。
谷沿いのコースはいずれも利用できそうになかったため、尾根伝いとなる関西電力さんの巡視路を経由して国見山を登ります。
「枚方八景」国見山から比叡山、京都盆地を望む。
撮影地点から大比叡(滋賀県大津市、京都市左京区)まで31.8km。
この日、枚方市に到着したときは小雨がぱらつく空模様。
上の写真では右遠方、国見山から望む比叡山の山頂は雲の中。
京都北山の山々も同様です。
交野山からライトアップされた京都タワーや夜景などを撮影後、また、国見山に戻ってくるつもりだったため、このときは上の写真を撮影したのみ。
しかし、この後、天気が崩れたこともあり、国見山に戻ってくることはなく。
結果的に、1枚限りの写真となりました。
国見山山頂の下。津田サイエンスヒルズ方面のコースは「進入禁止」。
穂谷や、枚方市の最高峰であるサンドイッチ山方面のコースがどうなっているのか気になりましたが、この日は時間もなく、諦めて目的地たる交野山へと向かいます。
登頂後、抜群の展望を誇る観音岩の上から眼下に広がる風景を楽しんでいたら、こちらでも雨が降り始めたため、ベンチまで引き上げ、荷物や機材に傘を差し、登っていらした方々とお話をしながら、雨が止むのを待ちました。
サンドイッチ山の話は上の記事に詳しく。
日没より少し前、16時20分頃には雨も止んだため、再度、観音岩の上に登り、大阪の夕景を眺めながら、あべのハルカスなどの写真を撮影することにします。
交野山から「あべのハルカス」を望む。
撮影地点から「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)まで23.7km。
条件が良ければ、この後方に紀淡海峡や友ヶ島を望むことができます。
交野山からハルカスさんまでの直線距離は23.7kmで、このことを何度も何度も書くことになり、完全に記憶してしまいました(笑
阪神高速5号湾岸線や淀川河口も写っていますね。
条件がよければ、この後方に淡路島の妙見山を望むことができます。
上の写真には写っていないものの、時間帯によっては見えていました。
後年、条件の良い日に撮影した写真は上の記事で。
交野山から明石海峡大橋、淡路島、大阪湾、須磨の山々などを望む。
撮影地点から汐鳴山(兵庫県淡路市)まで69.6km。
明石海峡大橋の舞子側(神戸市垂水区)まで約64km~。
分かりにくいですが、栂尾山の上(横尾山の左上)にも飛行機が写っていますね。
右手前は淀川に架かる鳥飼大橋も写っています。
私は過去に交野山から「明石海峡大橋の向こうに沈む夕日の上を通過する飛行機」という、おそらく最初で最後の機会であろう構図での写真撮影に成功しており、とくに条件がよかったその日と比較すると、明石海峡方面の見え方は劣るものでしたが、大橋の橋梁はいつでも遠望できるわけではないため、これでも十分です。
展望については、この日(11月12日)はぼちぼち程度でしたが、この前日(11月11日)や次の日(11月13日)については、雨が降っていたとはいえ、寒気の影響もあり、空気が澄み、遠くまでよく見える日となりました。
とくに、11月13日の夕方の大阪湾方面は決定的とも言える好条件でしたので、交野山から明石海峡大橋も浮かび上がるように見えていたのではないでしょうか。
整理の都合で記事を分けます。
続きは上の記事に。
関連記事 2013年11月12日 パープルリボンキャンペーン2013
すべて同日の山行記録です。併せてご覧ください。
- 交野山の景色 明石海峡大橋や大阪の高層ビル群を遠望 河内富士
- 交野山 観音岩の虹と夜景 太陽の塔と紫色の京都タワーを遠望
国見山(地理院 標準地図)
「国見山(クニミヤマ)(くにみやま)」標高284m
大阪府枚方市
「交野山(コウノサン、コウノザン)(こうのさん、こうのざん)」
標高341m
大阪府交野市
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