先月、2013年(平成25年)2月の話。
この日は夕方から大阪府枚方市に所在する国見山を登山。
国見山は1月にも訪れていますが、その日は明石海峡大橋は条件良く明瞭に見通せたものの、雪雲の影響か、京都方面の見え方が今ひとつ。
はたしてこの日はどうでしょうか。
2013年1月に他の方と国見山を登山した話は上の記事に。
日の差し方の関係で、1月のほうが淡路島の風力発電は明瞭に見えました。
目次
大阪府枚方市 国見山の展望・眺望
京都盆地を一望
「枚方八景」国見山の展望。遠くに京都盆地を望む。
撮影地点から愛宕山(京都市右京区)まで30.2km。
その眺めの良さから「枚方八景」に選定される国見山からの展望。
京都北山の山並みは雲が多めですが、京都盆地は綺麗に見渡すことができました。
比叡醍醐山地を遠望
国見山(大阪府枚方市)から比叡山、醍醐山地の山々などを望む。
撮影地点から大比叡(滋賀県大津市、京都市左京区)まで31.8km。
岩間山(滋賀県大津市、京都府宇治市)まで21.5km。
比叡山の左後方、比良山地は薄い見え方に過ぎませんが、1月に訪れた日は雪雲の中に隠れていた比叡山が姿を現しています。
改修中の京都タワーを遠望
国見山から改修工事中の京都タワー(キノコタワー)を遠望する。
撮影地点から京都タワー(京都市下京区)まで21.6km。
これくらい条件が良ければ、この距離で、かつ、ライトアップ前であっても、京都タワーに被さった覆い(ネット)が分かりますね。
京都タワーの後方に見えている火床は、「五山送り火」のうち、「妙」(松ヶ崎西山、いわゆる「妙法」の「妙」)の字跡です。
京都方面は見えやすかったものの、大阪でも南部寄り、あべのハルカス、和泉山脈西端部、紀淡海峡方面の展望はぱっとせず、そちら方面の写真は撮影していません。
淡路島、明石海峡大橋、淀川を遠望
国見山から夕日差す大阪湾、明石海峡大橋、淡路島北端、六甲西端を遠望する。
撮影地点から明石海峡大橋の神戸舞子側主塔(北主塔)(神戸市垂水区)まで65.9km。
鉢伏山(神戸市須磨区)まで59.3km。
日没の前に撮影しています。
大阪湾や淀川、鳥飼大橋に夕日が差しており、赤く照らされた水面が美しく。
1月に撮影した写真よりも、淡路島、明石海峡方面の写りは今ひとつで、たとえば、淡路風力発電所の風車の見え方、写り方は曖昧なものですが、これは日の差し方にもよるのでしょう。
この時点で夕日は淡路島北部の上にあり、強い逆光となっています。
また、過去の記事でも申し上げましたが、明石海峡大橋の主塔のうち、淡路島側の主塔(南主塔)は分かりやすく望むことができるものの、神戸舞子側の主塔(北主塔)については、須磨浦山上遊園の鉢伏山に遮られるため、山の向こうに主塔の先端のみを望むことができます。
整理の都合で記事を2回に分けます。
続きは上の記事に。
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すべて同日の山行記録です。併せてご覧ください。
- 枚方 国見山の景色 京都タワーの改修工事と淡路島を遠望
- 国見山から明石海峡大橋に沈む夕日と夜景を撮影 大阪府枚方市
- タグ別アーカイブ: 2013年の京都タワー改修工事
国見山(地理院 標準地図)
「国見山(クニミヤマ)(くにみやま)」標高284m
大阪府枚方市
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