本日、2019年(平成31年)3月16日にJR山陰本線(嵯峨野線)の新駅となる梅小路京都西駅が開業しました。
おめでとうございます。
この駅は京都駅と丹波口駅の間にあたり、梅小路公園の京都鉄道博物館さんや京都水族館さんなどの最寄駅です。
梅小路公園から南下すれば、五重塔で知られる東寺さんが所在します。
さっそく、新駅が地図に反映されているか確認してみましょう。
「地理院地図」で嵯峨野線の新駅となる梅小路京都西駅付近を表示。
左は「OpenStreetMapJapan タイル」、右は「地理院 標準地図タイル」。
3月16日現在、国土地理院さんの標準地図タイルでは新駅が反映され、「梅小路京都西駅」と表示されますが、OpenStreetMapさんには表示されません。
Google マップさんでは駅そのものは地図タイルに描かれていませんが、マーカーで駅の位置は表示されます。
これはあくまでも3月16日時点の話であって、ウェブ地図の性質上、配信されるタイルが更新されると、上の地図で表示される内容も変わります。

「梅小路京都西駅」周辺の地図。2019年3月16日閲覧。
参考用に、3月16日17時時点でのスクリーンショットを記録として残しておきます。
後で気付きましたが、昨日の時点のスクリーンショットを残しておけば良かったですね……。
他の地図タイルの表示例。
左は米軍による戦後の都市計画図、右は「地理院 全国最新写真(シームレス)タイル」。
少し前から海外の地形図(のタイル)も表示できるように設定しています。
一例として、「京都府の山」の市町村別最高峰は? / 皆子山を遠望する の記事に、フィンランド最高峰やスウェーデン最高峰を表示していますので、興味がある方はそちらもどうぞ。

私の山友達さんが制作に大きくお関わりになり、こっそり出演までなさっていた映画『堀川中立売』を拝見するため、2012年6月に映画館「京都みなみ会館」を訪れた際、梅小路公園にも立ち寄った、ような覚えがあります。
この記事を書くため、改めて確認してみたら、京都みなみ会館さんは2018年3月末から閉館していらっしゃるのですね。
今年の夏、再オープンなさる予定だとか。
こちらは南区で、下京区の梅小路京都西駅より、駅としては近鉄電車の東寺駅のほうが近いです。
パンフレット等の写真は、もともと、ちょうど5年前、あべのハルカスさん全面開業の日の記事(安倍晴明さんと晴明神社さんとハルカスさん)に掲載する予定だったものです。
それでは、開業日を迎えたハルカスさんより、晴明さんの話のほうがメインになりかねないので取り下げた、ように記憶しています。
いつの間にやら、ハルカスさんも開業5周年、時の流れは早いですね……。
おまけ。
JRおおさか東線の新駅となる南吹田駅付近を表示。
よく見ると、南吹田駅の標高の値がマイナスで、海抜0mより低い地帯であることが分かります。
同じく、今日、開業した南吹田駅周辺の比較。
おおさか東線の全線開通に伴い、今日、他の3駅(淡路駅、城北公園通駅、野江駅)と同時に開業しました。
こちらも国土地理院さんの標準地図タイルでは路線、新駅、ともに正しく表示されます。
OpenStreetMapさんには前身となる城東貨物線、ならびに予定線や新駅の予定地が描かれていますが、新駅の駅名は表示されません。
Google マップさんでは新駅の位置がマーカーで表示されますが、予定線が描かれておらず、南吹田駅が線路無き駅のような状態となっています。
いずれも2019年3月16日に確認。
吹田市の周辺は今と昔で地図が大きく異なります。
左上の「情報」メニューから様々なマップタイルを重ねて比較できますので、いろいろ試してみてください。
ただし、あくまでもテスト運用中です。
余談の余談。
今さらですが、昨日付で本サイトも安全な常時SSL接続に対応いたしました。
それに伴い、トップページのアドレスが「https://www.kyotocity.net/diary/」に変更となっています。
従来のアドレスにアクセスすると、”http://”→”https://”へ、自動的に”s”付のアドレスにリダイレクトされますので、アクセスなさる方は気になさる必要はありません。
これの報告も兼ねた小ネタ記事でした。
「梅小路京都西駅」
京都府京都市下京区観喜寺町 付近
最近のコメント