今日、2013年(平成25年)2月22日は夕方から円山公園を起点として東山山頂公園までハイキング。
途中、高台寺山の貯水ダムに寄ったため、上に着いたのは日没の寸前でした。
円山公園の最奥にあたる吉水さんの脇、「将軍塚道」標石が残る階段道から円山や華頂山を登ります。
一般的には安養寺さんの上が東山三十六峰の一座「円山」と見なされています。
円山公園から高台寺山国有林に入山し、上の写真の分岐から「防火貯水槽」方面へ。
貯水ダム方面へ向かわず、道なりに「東山山頂公園」方面へ登っていけば、こちらから5分足らずで(京都一周トレイルコース~)将軍塚大日堂へと着きます。
ちょっとした見回りがてら、今日は寄り道を。
先ほどの分岐から少し山を下り、防火貯水ダムの横を抜け……、
高台寺山国有林防火貯水ダムの上に。
しっかりした踏み跡がついており、迷うことはないでしょう。
ちょっとしたハイキングコースとなっているため、ハイカー向けの注意書きがあります。
このあたりは分岐が多く、清水山や東大谷山(大谷祖廟)、高台寺山などと繋がっていますが、貯水ダムから少し進み、次の分岐から、直接、展望台方面へ向かって登っていくと、東山山頂公園の展望台の柵の向こうに出てきます。
一般的に、こちらの展望台には自家用車を利用して訪れるものであり、山の下から柵を乗り越えて現れたりなんかした日には、展望台にいらした方々は皆さん驚いた顔をなさるものですが、珍しく、今日は展望台に人が少なかったこともあり、大した反応もなく。
こちらでよくお見掛けする常連さんはいらっしゃいました。
東山山頂公園(将軍塚展望台)から大暑山の向こうに沈む夕日を望む。
撮影地点から小塩山(京都市西京区)まで14.6km。
ぎりぎり日没に間に合いました。
今日も霞んだ感じで遠くは見えにくい日でしたが、夕日は綺麗でした。
とくに表示していませんが、大暑山は夕日と重なっている目立たないピークです。
釈迦岳の下、京都タワーとの間に見えている黒い物体は、カラスさんではなくヘリコプターです。
日没の前から飛んでいました。
この展望台は見晴らしが良いことで知られます。
一般的に「将軍塚の展望台」とも呼ばれますが、すぐ近くの青蓮院門跡将軍塚大日堂が誇る京都方面を広く一望できる展望台とは異なります。
ただし、東山山頂公園の展望台のほうが大阪方面に対する眺望は優れています。
後年、大阪の「あべのハルカス」を遠望した話は上の記事に。
後年、大阪の高層ビル群を動画で撮影した話は上の記事に。
東山山頂公園(将軍塚展望台)から改修工事中の京都タワー(キノコタワー)を望む。
撮影地点から京都タワー(京都市下京区)まで2.9km。
左端に東寺さんの五重塔のライトアップも写っていますね。
こちらからだと近すぎることもあり、ライトがつくまでは、京都タワーをキノコたらしめている覆い(ネット)の存在が分かりにくかったです。
追記しておきますと、「ちょっとした見回り」で防火ダムに立ち寄っていた理由は上の記事に。
繁華街に近い里山に、これほど多くのラン科植物が残るのは珍しく、これからも見守り続けたいと考えています。
関連記事 2013年 京都タワーの改修工事
東山山頂公園(地理院 標準地図)
「東山山頂公園 将軍塚展望台」標高218m
京都府京都市東山区(山体は山科区に跨る)
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