今日、2016年(平成28年)8月12日、京都タワー展望室の来塔者数が延べ3000万人に達したそうです。
これを記念して、今晩は20時頃から塔体がティール&ホワイトの2色カラーでライトアップされました。
1964年(昭和39年)の開業から52年、多くの観光客さんらが展望室から京都の風景を眺めたのでしょう。
2色に色分けされた京都タワーの塔体を撮影するには、京都タワーから見て真北に位置する地点、たとえば、上賀茂あたりから望むのが適していますが、時間の都合もあり、今回は(今回も)京都市北区の船岡山から眺めることに。
日中は霞んだ印象を受ける空で、日没後も気温が高く、遠望には不向きな夜かと思いましたが、意外にも京都タワーや京都の夜景はシャープかつクリアな見え方でした。
今晩はペルセウス座流星群の極大を迎えていますが、場所(山)によっては条件よく観測できるかもしれません。
ティール&ホワイトの2色カラー
京都タワー展望室の来塔者数が3000万人に。ティール&ホワイトカラーの記念ライトアップ。
2016年8月12日撮影。
【8月12日】☆祝 3000万人☆カラーライトアップについて|京都タワー Kyoto Tower 公式サイト
https://www.kyoto-tower.co.jp/info/2016/08/812_3000.html(リンク切れ)
塔体の東面がホワイトに、西面がティール(鴨の羽色)にライトアップされました。
船岡山は京都タワーから見て北北西にあたるため、塔体の左2/5程度が白く、右3/5程度が青っぽく(水色のように)見えます。
京都タワーの左遠方にはライトアップされた伏見桃山城の姿も。
来塔者3000万人記念ライトアップを動画で
60秒の短い内容ですが、動画でも。音声無し。
直前までは通常の白色のライトアップでしたが、20時2分頃に特別なライトアップに切り替わりました。
ティール&ホワイトの2色カラーでライトアップされるのは、京都タワーの照明がLED化されてからは初めてのように思います。
昨年は「子宮頸がん検診啓発活動」(ティール&ホワイトリボン)で同色にライトアップされました。
ただし、この頃はマルチハロゲン照明(+色つきフィルム)でしたので、今とは光の質が異なります。
京都タワーを「自分色」に
また、今年9月から京都タワーの塔体を個人の希望する好きな色でライトアップできるようになります。
京都タワー「自分色に染めて」 個人向けサービス、9月から : 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20160812000106(リンク切れ)
1回30分3万円という料金設定です。
たとえば、仲間うちの複数人で協力し、誰かの誕生日のお祝いで色を変化させる、なんてこともできるでしょう。
これからも京都のランドマーク、シンボルタワーとして、あるいは京都を一望できるビュースポットとして親しまれることを願います。
以上、2016年8月12日の話。
なぜか、私のところにもちらほらお問い合わせいただいたので、「自分色」の件について、別の記事でも補足しておきました。
船岡山(OpenStreetMap日本)
「船岡山(フナオカヤマ)(ふなおかやま)」標高111.6m(三等三角点「船岡山」)
京都府京都市北区
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