前回の記事では「霞んだ空なので気乗りしない」と書きましたが、けっきょく、船岡山から京都タワーを撮影しておきました。
「なんのこっちゃ」と思われるかもしれませんが、昨晩、2016年2月26日の夜、京都タワーの塔体がピンク、あるいはパープルにライトアップされていると教えていただいたものの、時間の都合もあり、自身の目では確認できずじまいに。
そのあたりの話は前回の記事に。
その翌日、つまり今晩、2月27日の夜、京都駅の近くを通ったら、昨晩に続いて今晩も紫色にライトアップされている京都タワーの姿が目に入ります。
あいにくカメラを持ち合せていなかったため、一度、帰宅後、どこか山の上から撮影しようかとも考えましたが、今日は酷く霞んだ空で、遠くから眺めるには適していません。
そのため、前回の記事に追記しておくに留めておきましたが、少し調べたかぎりでは何が理由で紫色に照らされているのか分からず、どうしても気になってしまいます。
たとえば、先週も京都タワーの塔体が緑色に照らされましたが、これは「京都マラソン」の開催を記念したライトアップでした。
事前に告知されない特別なカラーのライトアップはやや珍しいため、せめて写真だけでも撮影しておこうと、夜の散歩がてら船岡山を登ることに。
紫色(パープル)の京都タワーと伏見桃山城のライトアップを船岡山から遠望する。
撮影地点である京都市北区の船岡山から京都市下京区の京都タワーまで5.9km。
大した距離ではない伏見桃山城のライトアップすら肉眼では分かりにくく、やはり、今晩の夜空は今ひとつでした。
詳しく調べたわけではないため、断定はできませんが、今回のライトアップは事前に告知されなかったようです。
おそらく、明日(2月28日)にJ2リーグ開幕戦を控えた京都サンガF.C.さんの応援イベントではないかと見ていますが、明確なアナウンスがないため、推測の域を出ません。
もし異なっていたら申し訳ありません。
撮影した写真を改めて見返してみると、過去の紫色のライトアップとはパターンが異なるような気がします。
たとえば、毎年の恒例である「パープルリボンキャンペーン」の記事に掲載している写真では、塔体の上部から下部に至るまで全体的に紫色に染まっていますが、今回は上部のみが紫色で、下部は橙色(か白色)のように感じます。
もしかすると、新しいライトアップパターンの試験点灯かもしれません。
2016年2月27日
追記。
前夜までと同様、2月28日の夜も紫色にライトアップされています。
直接、京都タワーの方にお話を伺いましたが、「ライト設備の調整のため、このような色になっているだけで、とくにイベント等ではない」とのこと。
お忙しい中、ありがとうございました。
さらに追記。
2月29日は日没後に点灯せず消灯したままです。
その後、遅れて紫色にライトアップされました。
22時頃から京都は雪が降り始め、市内も薄く積雪しています。
3月1日の夜は上部から下部に至るまで紫色に。
2月までのライトアップ(上部が紫色で下部が淡い色)とは似ているようで異なります。
根本的に照明そのものの雰囲気が違うような?
3月2日の夜は塔体照明の点灯点検。
「点検のため、日没後、約1時間、さまざまなカラーに点灯する」とのことで、大文字山の上から眺めていましたが、日没頃に紫色にライトアップされた後、なかなか他の色に変わりません。
日没から約1時間が過ぎた18時50分頃になり、ようやく何度か別の色でも点灯しましたが、19時18分頃に紫色に戻って以降は変化がなかったため、19時33分に下山しました。
よって、私が下山した後、ライトアップの色合いが変化したかどうかは分かりかねます。
なお、この点検は新しいLED照明の試験点灯も兼ねていたようです。
詳しくは上の記事に。
今回の記事に掲載している写真に写る京都タワーは、LED照明に切り替わる前、マルチハロゲン灯(HIDランプ)による塔体ライトアップの最後の姿となりました。
それに伴い、記事のタイトルを変更しています。
長年、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
船岡山(OpenStreetMap日本)
「船岡山(フナオカヤマ)(ふなおかやま)」標高111.6m(三等三角点「船岡山」)
京都府京都市北区
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