沢で涼みがてら、カキランなど湿生植物の様子を観察するため、滋賀県の山をハイキング。
梅雨の合間の晴れを期待していましたが、あいにく、山中に日が差していたのはわずかな間のみでした。
開花するカキラン(柿蘭)。
上部はつぼみで、まだまだこれからですね。
気温はさほどでもなかったものの、山中は湿度が高く、ひどく蒸し暑い初夏の山でしたが、沢沿いや風が吹く岩場の上は涼しく感じます。
たとえ雨後でも今年は水量が少なく。
コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)のお花。
地味で目立たないランですが、なぜだか気になるお花です。
イシモチソウ(石持草)のお花。
モウセンゴケやトウカイコモウセンゴケも咲いていました。
この沢は小鳥さんの集会所、溜まり場となっています。
高い場所に陣取り、遠くから観察していると楽しいです。
やや雲行きがあやしくなってきたため、この日は山々を繋いだ縦走は諦め、お花を眺めながら、短いコースを歩くことにしました。
下山後、京都市に戻ってきた頃にぽつぽつ雨が降り始めました。
早めの下山は正しい判断だったのでしょう。
2013年6月
滋賀県
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