2013年(平成25年)6月。
この日は湿生植物の様子を見にいつもの山へ。
「いつもの山」と申し上げても、大文字山や比叡山のことではなく、この時期に私がよく訪れている山域のことです。
ノギランやカキランはまだまだ先といった感じでしたが、私が好きなハッチョウトンボがすでに飛び始めていました。
日本最小のトンボであるハッチョウトンボ。羽化してまもない未成熟な雄。
かつては京都市の深泥池でもハッチョウトンボを容易に観察できましたが、近年は数を減らしています。
京都府では南部地域以外で見たことがありません。
滋賀県では琵琶湖の東西南北を問わず、多くの湿原や山で飛んでいます。
イシモチソウ(石持草)のお花も咲いていました。
同じ場所であれば、仲間のモウセンゴケより花期が早い印象を受けます。
ナツハゼ(夏櫨)のお花。
その実は「和製ブルーベリー」として知られています。
お花は他のツツジ科スノキ属の仲間や、あるいはヨウラクツツジの仲間とよく似ています。
2013年6月
滋賀県
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