2013年(平成25年)6月の話。
先日、滋賀県の山を歩いていたら、開けた湿地でトキソウが咲いているのを見付けました。
今年は雨が少ないため、湿地は乾裂しており、無残な有り様でしたが……。
その後、別の日に改めてそちらの山を訪れてきました。
初めて訪れた日と、次に訪れた日の間には雨が降りましたが、それでも湿地を潤すには至らなかったようです。
再訪時に撮影した写真を掲載しておきます。

トキソウ(朱鷺草)。滋賀県。
小さな湿地ですが、株数そのものは多かったです。

妙に色濃いお花を咲かせるトキソウ。

トウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)のお花。
知らないとまず見落とすであろう、小さな小さなお花です。

わずかな数でしたが、ノハナショウブ(野花菖蒲)も咲いていました。

湿地にはハラビロトンボが多かったです。
美しい金色のトンボさん。

枝に留まるハラビロトンボ。

雌雄のハラビロトンボ。
この写真では分かりにくいですが雌雄(右下と左上)。

黒化が進み成熟過程にある雄のハラビロトンボ。
明日からの雨で、湿地の環境が回復することを願います。
2013年(平成25年)6月
滋賀県
最近のコメント