2013年(平成25年)4月の話。
この日はシュンラン(春蘭)の様子を見に滋賀県の自生地へ。
お花の観察がてら、株数(個体数)のチェックを行います。

シュンラン(春蘭)は撮影が難しいお花ですので、ほどほどに。

今回、掲載しているシュンランの写真は全て別の株を撮影したものです。

大文字山を含め、かつては京都の里山でも数多く観察できましたが、近年はその数を減らしています。
盗掘、あるいは鹿による食害が原因と見る向きもあるようですが、地生ランの自生地において、温度や湿度を記録・調査していらっしゃる方からお話を伺うかぎり、(シュンランに限定すれば、)生育環境の変化によるところが大きいようです。

正面から見ると、ヘビかなにかのようにも見えます。
まるで鎌首をもたげる蛇の姿さながら。

気温が上がり、キクザキイチゲ(菊咲一華)も大きく花開いていました。
2013年4月
滋賀県
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