朝のうちは空に雲も浮かんで見えましたが、午後には快晴となった今日、2015年(平成27年)3月26日の京都市。
日差しを浴びると暖かく感じるものの、昨日まで冷え込んだ影響は大きいようで、今日もソメイヨシノの私的な標本木は開花せず。
つぼみは膨らんでいますので、そろそろ……、といったところでしょうか。
夕方、ソメイヨシノの開花状況を確認後、京都御苑、ならびに近隣の様子を見てみます。
一重咲きの枝垂桜である京都御苑のイトザクラ(糸桜)は見頃を迎えており、春の訪れを待ちわびた方はもちろん、偶然、御苑を通りがかった方に至るまで、多くの方々が集まっていらっしゃいました。
昨日の記事では近衛邸跡の糸桜の写真を掲載しましたので、今日は出水の糸桜を。
京都御苑のイトザクラのうち、出水の糸桜も見頃。
下立売御門から御苑に入って東、あるいは出水口から御苑に入って東、いわゆる「出水の桜」も美しく咲き誇っています。
遠目には満開のようにも見えますが、近くで見るとつぼみも残しており、八分咲き以上という満開の条件を満たしているかは微妙なところです。
ですが、近日中に満開となるでしょう。
平安女学院大学さん「有栖館」(有栖川宮旧邸)の枝垂桜は満開。
交通量が多い大通りに面しているからでしょうか。
「有栖館」の枝垂桜のうち、烏丸通から塀越しに見える枝は、例年、近隣の他の枝垂桜より1~2日ほど展開が早い傾向があります。
通りにせり出した部分については八分咲き以上で満開でした。
今日(3月26日)の時点での他所の枝垂桜の状況。
平野神社さん(京都市北区)の「魁桜」は近くで見ると五分咲き前後。
車折神社さん(京都市右京区)の「渓仙桜」はおおむね見頃。
本満寺さん(京都市上京区)の枝垂桜は西向きの枝が見頃、東向きはつぼみ多し。
といったところです。
青空の下、京都御苑「出水の糸桜」を観賞。満開が近く見頃です。
別アングルでもう1枚。
明日から週末にかけて京都を訪れる方は、一重咲きの枝垂桜の名所巡りが良さそうです。
今晩は時間が足りないため、このあたりで。
以上、2015年3月26日の話。
「京都御苑」
「平安女学院大学 有栖館」
京都府京都市上京区
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