2013年(平成25年)3月の話。
この日は亀山公園(嵐山公園 亀山地区)から嵯峨の小倉山を登山。
私の予想に反し、春の空とは思えないほど夕方の空は澄んでおり、山上の展望地から望む京都の街並みも妙にくっきりした感じに。
小倉山から改修工事を終えた京都タワーを撮影した話は前回の記事に。
今回はその続きです。
目次
京都市右京区 小倉山の展望
日没前の京都
亀山公園の奥、小倉山から日没前の京都盆地を望む。京都市右京区。
左端に大文字山、右端に京都タワーが写っています。
大文字山と音羽山の間を抜けるように中央遠くに見えている山が阿星山。
撮影地点からそれぞれまでの距離については前回の記事を参照してください。
京都東山方面を遠望
霊山観音さん、法観寺さん(八坂の塔)、清水寺さん(三重塔)などが写っていますが、上の写真でお分かりいただけるでしょうか。
小倉山の展望地から日没後の京都東山方面を望む。
撮影地点から音羽山(京都府京都市山科区、滋賀県大津市)まで17.8km。
暗くなると少しは分かりやすくなりますね。
清水寺さんが明るくライトアップされているのは「京都・東山花灯路」に伴うものですが、ライトアップされるのは花灯路の時期に限った話ではないため、上の写真だけでは撮影時期は分かりにくいかもしれません。
京都の夜景を一望
小倉山から京都の夜景を一望。遠くに「京都・東山花灯路」の明かりが。
夕景から引き続き、条件よくシャープな夜景も楽しむことができました。
清水寺さんから放たれる明かり(観音慈光、慈悲の光)は遠くからでもよく目立ち、下山後、渡月橋のあたりからでも分かるほどでした。
今回の記事は2013年3月に小倉山から「京都・東山花灯路」のライトアップを撮影した写真を掲載していますが、
上の記事では2012年(平成24年)12月に小倉山から「京都・嵐山花灯路」のライトアップを撮影した写真を掲載しています。
どちらのライトアップも見える山は限られており、たとえば大文字山からは東山のライトアップが見えません。
追記
「京都・花灯路」 開催20年目の2021年度で終了へ
2021年11月、追記。
京都新聞さんの報道によると、「京都・花灯路」が、「開催から20年目となる本年度を最後に終了する」とのこと。
京都市の広報によると、
京都市:嵐山花灯路,東山花灯路の令和3年度の開催概要等について
(前略)
嵐山花灯路,東山花灯路の終了について
(中略)
20年の節目を迎える本年度をもって,嵐山花灯路及び東山花灯路を終了します。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000290743.html(リンク切れ)
とのことで、「京都・花灯路」のうち、「嵐山花灯路」については、2021年(令和3年)12月10日(金曜日)~19日(日曜日)の10日間に開催される「嵐山花灯路ー2021」が、「東山花灯路」については、2022年(令和4年)3月4日(金曜日)~13日(日曜日)の10日間に開催される「東山花灯路ー2022」が最後となるようです。
東山花灯路は2002年(平成14年)から開催されており、2022年(令和4年)が最終年となります。
長年、ありがとうございました。
より良い条件で小倉山から東山花灯路のライトアップを撮影した写真を上の記事に掲載しています。
関連記事 2013年3月 嵐山公園 小倉山から遠望
すべて同日の山行記録です。併せてご覧ください。
- 嵯峨嵐山 小倉山の展望地 改修工事を終えた京都タワーを眺望
- 嵯峨嵐山 小倉山から「京都・東山花灯路」を望む
小倉山(地理院 標準地図)
「小倉山(オグラヤマ)(おぐらやま)」標高296m
京都府京都市右京区
便宜上、当ウェブサイトでは桂川左岸(右京区以北)を「京都北山」、右岸(西京区以南)を「京都西山」と定義しているため、愛宕山や小倉山は「京都北山」に区分しています。
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