2017年(平成29年)に入り、1月の中旬あたりから急に忙しくなり、なかなか更新もままならない状態が続いています。
そんな中、お問い合わせをいただいた方に対する返信が遅くなってしまい申し訳ないかぎり。
さておき、近年としては珍しく、今年1月~2月の京都では何度も降雪、積雪しました。
気温が低い日が続いた影響もあるのか、京都御苑のハナモモ(桃)も展開が遅れているようです。
2017年版ハナモモの開花記録。硬い蕾。
京都御苑の桃林にて2017年2月28日の夕方に撮影。
個人的に観察、記録を続けている、京都御苑の桃林におけるハナモモの開花確認日は、
2007年 3月6日
2008年 3月20日
2009年 3月10日
2010年 3月9日
2011年 3月22日
2012年 3月29日
2013年 3月17日
2014年 3月22日
2015年 3月19日
2016年 3月6日
となっています。あくまでも個人的な調査によるものです。
とくに開花が早かった昨年、2016年はバレンタイン・デーの時期には花芽が膨らんでいるように感じましたが、今年は2月末日でも蕾が硬く、これから暖かい日が続かないかぎりは開花が遅れそうです。
(→などと書いていましたが、意外に開花が早まりそうです)
見頃の紅梅。全体としては遅れ気味。
京都御苑の梅林にて2017年2月28日の夕方に撮影。
もともと、ウメの開花は個体差が大きく、あまり参考になりませんが、上の樹は見頃を迎えていました。
ただ、御苑の梅林全体としては蕾を付けた樹が目立ちます。
せっかく雪降る日が多かったにもかかわらず、今冬は山だけではなく平地ですら満足に雪中での探鳥ができなかったので、お茶濁しに過去に撮影した写真から1枚。
トラツグミ(虎鶫)。京都の野鳥。雪解け。
トラツグミさんは独特の模様だけではなく、風変わりな鳴き声でも知られます。
2017年3月7日、追記。
14時半頃に確認しましたが、ハナモモは蕾が大きく膨らんで半開状態でした。
近日中に開花するでしょう。
近衛邸跡のイトザクラ(糸桜)はまだまだです。
2017年3月12日、追記。
大きく膨らんだ蕾が半開~ほぼ開花状態のまま足踏みしています。
11日ないし12日を開花日と判定しても構わないでしょうが、当ウェブサイトでは「2~3輪、全開した状態」を開花日と定義していますので、もう少し様子を見てみます。
2017年3月13日、追記。
判断が難しいですが、(ほぼ)開花しました。
次に気温が大きく上昇すれば一気に展開も進むでしょう。
「京都御苑 桃林」
京都府京都市上京区
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