この日はエビネ(海老根)を観察するため、和歌山県の里山をハイキング。
地生ラン(蘭)としてはありふれた植物ですが、私がよく訪れる京都の山々では株数を大きく減らしています。
エビネ(エビネラン)のお花。
エビネに限らず、スギ林床で見られるお花も数多く咲いていました。
この山には数多く咲いていますが、斑入りの個体が目立ちます。
今年は様々な山で様々なテンナンショウを観察することになりました。
これは春咲きのミヤコアオイです。
和歌山県産のカンアオイには冬咲きのイズミカンアオイなどもあります。
それぞれの南限はどのあたりでしょうか。
サツマイナモリ(薩摩稲森)のお花。
すでに花期は終えており、こちらは咲き残りです。
この山は里も近く、山麓のコンビニで買い物をして、そのまま裏山感覚で気軽に登れますが、それでいてラン科植物も多く残されており、山野草観察の点においても非常に魅力的な山と言えます。
さすがに京都から頻繁に訪れるわけにもいかないのが残念なところですが(笑
2013年5月
和歌山県
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