この日は春の山野草、植物などを観察するため、Aさんと滋賀県へ。
帰りには里山にも立ち寄り、山頂の岩場から近江の景色を眺望します。
あいにく、曇りがちな空で遠くは見えにくいものの、穏やかなお天気でお昼寝びより。
もう少し余裕があれば、やや長めの縦走も考えていましたが、先に時間も費やしていたため、ここでのんびりすることに。
気温も低すぎず、風も弱く、快適に過ごすことができました。
…一見すると横たわっていらっしゃるように見えますが、わりと傾斜がきつく、Aさんは少しずつ滑り落ちていらっしゃいます。
写真では伝わりませんね。
平地ではソメイヨシノ、山中ではショウジョウバカマやミツバツツジなどが咲いており、そろそろ京都の山ではあれやこれが咲き始める時期だろうといった話をします。
この春は梅雨かと思うほど雨の日が多く、そのことが植物にも影響を与えているようです。
シュンラン(春蘭)の大きな株。
これだけ立派だと見応えがあります。
イチリンソウ(一輪草)は開花直後でちらほら咲き。
ユキワリイチゲのように特徴ある葉を持つ植物は別として、キンポウゲ科イチリンソウ属の仲間は似た葉を持つ植物が多いですね。
冬を越したドングリ類の発芽や樹木の新芽なども観察し、静かな森の中に聞こえる小鳥さんの囀りを楽しみます。
この環境が長く保たれることを願いながら滋賀県を後にしました。
2015年4月
滋賀県
最近のコメント